育成普及部の高橋です。

早速ですが、思考停止とはなんでしょうか。

思考が停止することです。

思考とはなんでしょう。考えることです。

考えるということは、自分の中にある言葉を組み替えて声に出すことです。

ここでは、言葉を組み立てることを妨害している「思考停止状態」について、それがどのような状態なのか。そして、どのようにして我々は思考停止の日常を過ごしているのか。明確に説明して行きます。

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テレビを見るときに思考停止になる原理

テレビと見ているときは人間の脳波は「アルファ波」だと言われています。

 

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[出典]

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[出典]

それは、脳がリラックスして論理的思考をせず、直感で物事を判断する「右脳」が優位な状態のことです。

 1) 右脳は「直観」や「感性」の脳

2) 左脳は「論理」や「言語」や「計算」の脳

私達がTVを観ている時は、リラックスして集中し、さらに「直観力」が鋭敏になった状態、或いは「論理的思考が抑制された状態」だとも言えます。

「アルファー波=気持ちた良い」状態とも言われており、私達がついついTVのリモコンに手を伸ばしてしまうのは「気持ちの良い状態」を無意識に求めているからとも解釈出来ます。

「習慣的にTVのスイッチを押してしまう」のは「習慣的にタバコを咥えてします」といった依存症に近い行動なのかも知れません。  ところが私達がTVを観ている状態では「右脳が活発化し、左脳が抑制」されている状態なので、TVを通じて入って来る情報を「直観的に受容」している可能性が有ります。

「論理的」に正しいか間違っているかを検証するのでは無く、「こいつケシカラン」とか「この子カワイイ」だとか入力情報に反射的に反応します。

これは一種の「洗脳」状態とも言えます。[出典] 

 

このように、人間の脳がアルファ波になっているときには、目の前のものをそのまま受け入れるという状態になっているのです。

疑いを持たず、事実をそのまま脳に刻み込みます。そして、それは同時に少しまどろんでいて気持ちいい状態なので、人間は無意識にその状態をまた体験したいと感じるようです。

無意識にテレビのリモコンをつけているというのはまさに、洗脳状態と言えるのです。たとえそれが正式に洗脳状態と言われていなくてもです。

先ほど引用したサイトのかたもおっしゃっていますが、テレビと見なくなると、世の中の異常さが明確に感じられるようになります。

アナウンサーの精神状態はまともであるとは思えなくなってきます。テレビに出ているヒトボトの、異常に高いテンションが、恐ろしくなります。

テレビを見ることで、すべてをそのまま脳に蓄えて生き、それを判断基準とするのです。

疑うということができなくなります。

情報番組のコメンテーターの発言に反対か賛成かという単純な思考しかできなくなります。

どこかで事件や事故が起きると、悲惨だな可哀想だな、としか考えません。

その事件や事故の経緯や動機を考えて、誰が何のためにやったのか、そもそもなぜテレビで全く知らない他人の殺人事件を知らなければいけないのか。政治家が悪いことをしていると知っていながらも、なぜいつもその報道に右往左往しているのか。

そのようなことは考えません。

考えられないように初めから仕組まれているからです。テレビとはそもそもそのような目的でできたものだということに気づきません。

子供にそんなものを見せたいと思う親がいるでしょうか。

子どものみならず、自分がそのことも知らずに、思考を奪われていたことに何も感じずにはいられるでしょうか。

そして、これはテレビだけの話ではありません。

ゲームの思考停止とゲームは疲れを取らないこと

今の40代以下の人たちにとってはあるのが当たり前のあらゆる、ゲーム。

今では、スマホでも簡単にゲームができる世の中になりました。

ゲームというものは「与えられた選択肢の中から瞬時に選ぶ」ということの連続です。そこには、論理的思考は必要ありません。

それは、テレビが視聴者に「イエスかノーか」しか求めていないのと同じで、脳をアルファ波から逃れさせないものと言えます。

仕事を1日頑張って、休みの時間には、ゲームをしてリフレッシュする。そのような生活をする人が多いといいます。

しかし、それは果たしてリフレッシュのなでしょうか。

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それはリフレッシュではありません。

体験した人ならわかると思いますが、ゲームをしても一向に頭はすっきりしません。むしろ、モヤモヤが増します。

そもそもゲームをする人は、何が楽しいか言葉で説明できない状態だといます。それは、論理的思考が働かないからです。脳がアルファ波だからです。

みんながやっているから、勝ちたいから、ゲームを進めるのが快感だから。

では、なぜそれらのことをするのか?と問われても明確な理由はありません。全て「なんとなく」です。

それでも、ゲームをする人は、月に何万というお金を払いながらもゲームをやめません。

まさに思考停止状態です。

ゲームやテレビや雑誌、あらゆるメディアに触れないことがリフレッシュ。

今あるメディアに触れないことがリフレッシュ・疲れを取ることになると言えます。

給料をもらう仕事で疲れたものは、趣味などの個性と才能を伸ばすようなもので取り去ることができます。

蓄積した疲れを回復するために、人は体を横たえたり、食事をしたりします。

しかし、6時間横たわっていては逆に疲れてきますし、食事は長くても2時間ほどで何も食べられなくなります。

体を休めるというのは、例えるなら、走っている状態から歩く状態、歩く状態から、立ち止まる状態など、それぞれの一段下状態になることで「休息」になります。

それとは矛盾するように「魂が喜ぶものとそうでないもの。」という基準もあります。

給料をもらってする仕事で疲れても、大好きなことをすれば、その疲れは吹き飛んでいってしまいます。

例えば、肉体的には疲れていても、ギターを弾き始めると面白くて、熱中して弾いて練習しているうちに、給料をもらう仕事の疲れは吹き飛んでいます。

このように、ただ横になって体を休めることが休みではないのです。

ゲームやドラマを見て泣くことが疲れを取ることではないのです。

そして、人それぞれ「自分の魂が楽しいと思う能動的なこと」をしてこそ、脳が働き、思考能力を伸ばすことになるのです。

楽しいからと、ゲームをするのは受動的なことです。自らが考えて行動しなければならないこと能動的なことで、リフレッシュできるのです。

ギターをうまく弾きたいと頭を使って練習するのです。そのときの気分はドラマを3時間見ていては得られない充実感があります。ゲームをしていては得られない充足感があるのです。

このように、テレビを見たり、ゲームをしたり、雑誌を何と無く読んだりすることは、ただ思考を鈍らせるだけでなのです。もちろん、そのものを見ながら、その内容について思考を働かせて何かをするのなら話は別です。

しかし、テレビを見ながら何かをすることはほとんど不可能です。ゲームをしながら他のことをすることはできません。

こうして子供の時から思考が奪われてきた。テレビとゲームの思考停止についてのまとめ

このように、我々は常に思考停止するように仕向けられた世の中に暮らしていて、そのことに気づくものはそこから離れることができますが、気づかないものは洗脳状態のまま貴重な一生を終えるということがわかったと思います。

娯楽で疲れが取れるというのは嘘で、自分の手を動かして没頭することが疲れを取ることになり、思考停止を防ぎ、論理的思考を鍛えることになるのです。

あなたが論理的思考ができないのは、そのようになるように生活してきたからだということが、わかっていただけたと思います。

そして、思考を働かせることがどれほどまでに有意義なことか気づいてもらえればと思います。クリエイティブとは特別なことではないのです。

新しいアイデアと発想を生み出すために必要なたった一つのこと。

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