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シリーズ5つ目となるのは酸素についてです。

酸素はありふれているものだからこそ、その大切さを忘れがちですが、少なければ窒息、その反対に酸素は多すぎても害となり、過換気症候群として知られています。ドラマや映画などで(もちろん現実でも)口に紙袋やビニール袋などをあてがって気を落ち着けるシーンをご覧になったことがあるかと思います。

私自身このシリーズで調べるまで知らなかったのですが、空気中に酸素は20%ほど存在しています。残りのほとんどは窒素です。窒素は多く存在しているにも関わらず人間は空気中の窒素を、そのままエネルギーとして変換できないため、植物が窒素固定した窒素を摂取するなどして体のエネルギーとしていると言われています。

窒素という存在も気になるので今後こちらでご紹介できるかもしれませんが、ここでは「酸素」と健康との関わりについて、脳の栄養となる「糖質」とともにそれぞれの役割をご紹介します。

「糖分」が脳の栄養になる理由

朝起きてから甘いものを摂取すると目覚めがいいという、嘘か本当かわからないようなことを聞いたことがあるあるかもしれません。確かに砂糖などの糖分は脳にとっての重要なエネルギー源の一つのようです。

計算や、読書など物事を理解・処理するときなど、頭をクリアにしておくには、甘味を感じるだけでは不十分で、血糖上昇作用を併せ持つブドウ糖の摂取が有効だと言われます。

さらに、糖分を摂取することで興奮伝達物質であるノルアドレナリンとドーパミンの量が抑えられ、冷静に物事を判断・処理することができます。

ブドウ糖は、思考や記憶、感情などの精神機能をつかさどる脳の重要なエネルギー源である8)。従って、脳のブドウ糖が不足すると思考力や記憶力が低下することや、疲労やストレスによって低下した集中力や判断力が脳のブドウ糖補給により回復することは容易に想像される。

実際、ブドウ糖摂取により血糖が維持された方が、低血糖状態に比べ、記憶力や理解力が高まることがヒトの研究から示されている11)。本研究においては、ブドウ糖摂取により暗算作業の正確性が維持された。また、ブドウ糖摂取による血糖上昇はトリプトファンの脳内取り込みを促進し、トリプトファンから脳内で合成される神経伝達物質セロトニンのレベル維持に関わっている8)。

セロトニンは情動や記憶など多岐にわたる脳機能に関わっているため、本研究でみられたブドウ糖摂取によるストレス緩和作用や活気維持効果に、脳内セロトニンレベルが関わっていることが推察される。[出典]独立行政法人農畜産業振興機構

このように糖分=ブドウ糖の摂取により、脳の回転が滞りなく行われるということ、同時に、ストレスや疲労によって回転は鈍るため、糖分の摂取により回復されるということのようです。さらに言えば、脳の疲労とは、それはそのまま、糖分が消費されて脳に十分に供給されないということになるようです。

しかし、

糖分を摂取する=直接的な甘いものを摂る。

とこの説明を読むことで思ってしまわれるかもしれません。きっと何度読んでもそう思われるでしょう。

例えば糖質制限をしている方でも全ての人が脳の回転が遅くなるというわけではありません。タンパク質や脂質だけを摂取していたとしても、人間は糖分を脳に送ることができているということです。

それは、体に蓄えられた脂肪分などから必要に応じて糖分に変換してエネルギーとして使うという働きがあるからです。

糖質制限をされている方の中には、このことを根拠に砂糖を一切とらないという極端な方もいらっしゃいます。もちろんそれでも問題はありません。

私が言いたいのは、食べたいものは感謝して食べても健康を害することにはならないという、ある意味当たり前のことです。

ですので、砂糖がどうしてもダメだという人は取らなくても今ご説明した通り、糖質変換により糖分を供給できる仕組みがあるということを覚えておくともいいと思います。

私が糖質制限をお勧めしないのは、人間の食習慣はそう簡単に変えられるものでもなく、食事というものが、人間の付き合いという部分にも関わっているので、「あまりにも極端なことをする必要はない」ということを考慮した上でのことです。

糖分は必須栄養素ではないということも言われていますが、結局必要になったら脂質やタンパク質から糖質へ変換するということは、必須だということになるはずです。

こういった様々な議論や研究結果がありますが、最も簡単でシンプルなたった一つの真実は「この世にあるものは全て必要なもの。時に応じてすべて感謝していただけばいい」ということです。

糖分とともに脳の活動に必要な「酸素」

次に酸素が体に入って、どういった形でエネルギーとなるのかについて見ていきます。

酸素を使った呼吸の場合、取り入れた食物から高エネルギーを持った電子を取り出して、このエネルギーを使ってATPを合成。

ATPは運動、物質の運搬、分解や合成などを行う際に必要な変換物質。〜中略〜「呼吸鎖」の中を流れるとき、電子がもう一方の電子を受け取るときに酸素が必要。水素イオンと水が合成される。[出典]Yahoo!知恵袋

酸素を使って変換すると炭酸ガスと水ができて、そのときATPができる。酸素を使わない、糖を分解するATP(解糖系)は酸素を使った時の20分の一ほどになる。[出典]酸素は体になぜ必要なの?|根拠がわかる看護義塾

一部編集していますが、そもそも、地球上の生物の中には、酸素を使った呼吸=エネルギー変換と、酸素を使わず窒素を使ったエネルギー変換があります。ぶどうを密閉された容器の中に入れて、酸素の対流を断ち切った状態にすると、酵母菌が嫌気呼吸を始めます。この嫌気呼吸が酸素を使わないエネルギー化です。

その結果が人間に良いものを「発酵」といい、人間にとって都合の悪いものを「腐敗」といって区別してきました。これらは酸素を使わない呼吸のことです。

そして、人間などが行なっている酸素を使う呼吸では、エネルギーが作られるときに「酸素」が使われます。

エネルギーの原料になるのは、ブドウ糖や脂肪などで、それらに酸素が反応することで燃焼し、エネルギーを生み出すのです。[出典]

そして、先ほども出てきたように、エネルギーはほとんど「電子」として運ばれているようです。

以前にもちらっとお伝えしましたが、人間は血液だけではなく、実際に体には電気が流れています。

常識として血液が体を流れていることは知れ渡っているように思いますが、電気が流れているということはなかなか話す人を聞いたことがありません。そして、電気が十分に流れるということは、口から食物を入れることだけではなく、祈りや念というものがあるように、願ったり思ったりすることで、その流れをコントロールすることができるのです。

気功師の中には、遠隔気功という術で、患者の病を治す方法があることからも、気が存在することは紛れもない事実だと言うことがお分りいただけると思います。

参考サイト:誰でも簡単にできる!遠隔気功のやり方| Sun気功ヒーリングスクール

このように、現代の健康は、科学的な側面からも「食事だけが健康を作るわけではない」ということを説明できる時代になりました。

次回の記事では、その電気が最も集中的に最も敏感に動作する脳みそについてお話しいています。

「驚くほどシンプルな健康の真実」シリーズ一覧

概要編:自然食品やナチュラルライフなどの”ロハス”で疲弊して見えた食生活と習慣|【驚くほどシンプルな健康の真実】シリーズ《ゼロ》

  1. 健康食品・サプリメントが効かないのはなぜ?栄養を取り除く精製という魔法
  2. 糖質(炭水化物)制限する必要なし。砂糖も脂肪も体は欲している
  3. 減塩の効果は人を無気力にしメリットはほぼゼロ。塩分と高血圧は無関係で医療費がかさむだけ。
  4. 水道水の健康への効果。水の重要性。水以外の飲み物は水分補給にならない。
  5. 酸素の効果とエネルギー化の仕組み。糖質とともに呼吸という「脳」の栄養
  6. 脳と電気と霊が健康を作る。痴呆認知症もダイエットも頭がいいで解決
  7. 頭がいい・天才とは、考えが柔軟だと言うこと
  8. 習慣を変えるたった一つの方法は願い、捨てること
  9. ダイエットという恋の虚しさ
  10. 実在する霊と肉の話
  11. 個性と才能があなたを生かす
  12. 信じることと信じないこと